今年もタイタンビカスが元気に伸びてくる季節がやってきましたね!
皆さんのお宅のタイタンビカスの様子はいかがでしょうか??
さて、2020年の東京オリンピックを前に、東京お台場の公園内を花と緑で美しく飾っておもてなしをしよう、という園芸業界の取り組み「花と緑のおもてなしプロジェクト」。
赤塚植物園このプロジェクトにが参加して3年目になります。
今年の夏も、お台場の観覧車を背景に、タイタンビカスが並びますよ!
ちなみに昨年の様子はこんなでした。
さる5月31日、フィランソ会員様にもご協力いただいて植栽の準備作業を行いましたのでご報告いたします!
まずはタイタンビカスの「芽かき」の作業から!
一つの株から出る芽が多すぎると、栄養分が分散して大きな花が咲きにくくなったりします。
そこで、メインとなる芽を残して、他の芽を取り除いていきます。
フィランソの皆さんもプロ顔負けのスピードで次々と芽かきをこなしていただきました!!
次に支柱を立てて、タイタンビカスと結束します。
台風や風の強いときに茎が折れるのを防ぎ、真っ直ぐに育てるためです。
わかりにくいですが、ビニタイ(よくある針金入の紐)を使って、茎を支柱に縛りつけています。
こちらはFFCエースの散布。
昨年もFFCエースを散布したおかげで、一年間植えっぱなしにも関わらず、フカフカの土で、いい状態でした!
さらに良くなることを願って、今年も散布しました。
午後3時から約1時間かけて作業終了 ~皆様お疲れさまでした~
ちなみに、植えられている植物を紹介すると・・・
後ろ3列の大きなタイタンビカスは「ブライトレッド(赤い花)」。
その手前の比較的小さなタイタンビカスは、現在育種開発中の新品種です。
いちばん手前には、パンダナス(斑入りタコノキ)やユーフォルビア・ダイヤモンドフロストなどを植栽し、足元を飾ります。
今年は芽かきを少し工夫したので、うまくいけば昨年とは違うボリューム感が出るかもしれません。
最後に記念撮影♪
花がいっぱい咲いて、2020年東京オリンピックに採用されることを願って、看板も立てました!
7月下旬頃には、大きく花開くタイタンビカスが見られるはず!
その頃にはぜひ皆さんお台場へ足を運んでくださいね(^-^)
※「花と緑のおもてなしプロジェクト」とは…
2020年東京オリンピック・パラリンピックの気運を盛上げるため、競技会場が多く立地する臨海地域において、日本の花き園芸技術に培われた花や緑の文化に触れていただく機会を四季を通じて提供します。また、スポーツ振興を図るとともに参加型のイベントを行うことで、臨海副都心の賑わい創出と魅力発信のほか、地域や各業界の活性化を図ります。
(海上公園ガイドHPより抜粋)