2024年4月、コロナ禍を経て5年ぶりに赤塚グループ社員がイフガオを訪問し、会員の皆様よりご寄付を賜ったFFC資材を新たな水源に設置しました。現地の方々からもたいへん喜ばれ、環境や収量の改善が期待されています。また、元村長のバユッカ様のFFCへの信頼も厚く、今回は近隣のウハ小学校にFFCセラミックスを弊グループよりご提供し、設置いたしました。記念セレモニーには約100名の子どもたちや教員の皆様が集まり、FFCへの期待に胸を膨らませました。
ご案内
イフガオ棚田群保全プロジェクト
赤塚植物園グループは、ユネスコ世界遺産であるフィリピン・イフガオ州にある棚田群の保全のために、2016年よりFFC製品を応用した取り組みを行っています。この活動をフィランソの皆様と一緒に取り組むことができたらと考え、スマイルポイントの寄付という形での"イフガオ棚田群支援プログラム"も開始しました。
支援プログラムでは、会員の皆様から寄せられたスマイルポイントをFFC製品に替えて現地にお届けし、水源へのFFCセラミックス、FFCエース散布を行っています。その結果、現地からは喜びと感謝のお声をいただいています
会員の皆様と共に "一人の健康から地球の未来まで"を目指せることを願っております。
赤塚植物園グループとイフガオ棚田のストーリーは、WEB BOSCOの記事をご覧ください。
スマイルポイント寄付について
<第5期の支援の受付は終了しました>
皆様よりご寄付いただきましたスマイルポイント(SP)等を基にして、イフガオ棚田群へFFC製品(FFCエース、FFCセラミックス)等を支援し、農地再生に役立てていただきます。現地の方々は、すでにFFCの効果を実感されており、今後もFFCを使い続けていきたいと話をされています。また、「一人の健康から地球の未来まで」を体現するモデルケースとして、今後も支援を続けていきたいと考え、ご協力いただける会員様を募集いたします。
◆支援の流れ
- 会員様からスマイルポイント寄付お申込書を(株)赤塚にお送りいただきます。
- (株)赤塚にて寄付スマイルポイントを集計し、FFC製品や必要な部材等、プロジェクトに必要な資材に使用します。
- (株)赤塚よりFFC製品等を現地に発送し、現地にてFFC製品が使用されます。
◆これまでの支援実績
時期 | 会員様からのSP寄付額 | 支援の実施結果 |
2016年(赤塚独自の支援) | ― | 2016年4月 |
2016年7月~(第1期募集) | 約210.3万SP | 2017年4月 |
2017年7月~(第2期募集) | 約202.8万SP | 2018年4月 |
2018年7月~(第3期募集) | 約210.5万SP | 2019年4月 |
2019年7月~(第4期募集) | 約135.4万SP | 2024年4月 |
今後のスマイルポイント寄付の募集につきましては、決まり次第、こちらのホームページにてご案内いたします。
ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。[(株)赤塚 お客様センター TEL 0800-700-2888 平日9~17時]
これまでの取り組み
イフガオ棚田群 保全プロジェクト 2024年春の報告
イフガオ棚田群 保全プロジェクト 2019年春の報告
2019年4月、赤塚グループのスタッフが現地を訪れ、NPO法人NEKKOで活動されている冨田一也さんをはじめ現地の方々と一緒に、4つ目となる水源へのFFCセラミックスの設置を行いました。今回は、プロサイクリストで赤塚グループのコンサルタントとしてもご尽力いただいているマイケル・ライスさんにもご同行いただき、村長ほか現地のお声を直接お聞きいただきました。
ウハ地区の村長のお声:「地区全体としてお米の収穫量が減っていますが、FFCを設置した水田ではお米の収穫量が増え、小魚などの生物が増えています」
マイケルさんのお声:「フィランソの皆さんと赤塚グループが世界遺産を守っていると実感しました!住民の方々にも感謝されているし、何より、自然界がFFCに感謝していると肌で感じました」
イフガオ棚田群 保全プロジェクト 2018年春の報告
フィリピンの世界遺産「イフガオ棚田群」保全プロジェクトが始まって3年。4月27日、2018年の支援活動として皆様からいただきましたご支援をもとに現地で3つ目となる水源にFFCセラミックスを設置いたしました。
事前に用意していただいた石組みにタンクを設置し、年間を通して枯れることがない水源から流れる水がFFCセラミックスによって改質され、下流の水田に広がっていきました。さらに、水源から続く水田にFFCエースを散布しました。
また、第1水源、第2水源に設置されたセラミックスの状況を確認し、メンテナンスも行いました。水源の持ち主の方々に話をお聞きしたところ、両水源ともにFFC導入後、稲の生育が非常によくなったことを実感されており、これからも使い続けたいと笑顔で話されていました。この秋の実りが、FFCで現地の方々にとって喜びに満ちたものになることを期待しています。
イフガオ棚田群 保全プロジェクト 2017年春の報告
フィリピンの世界遺産「イフガオ棚田群」保全プロジェクトの2017年の支援活動として、皆様からいただいたご支援をもとに、3月末にFFCセラミックスやFFCエースなどをイフガオにお送りしました。皆様の想いをのせた支援物資は無事現地に届き、4月21日(金)、現地で棚田群の保全活動をされている冨田様をはじめ現地の方々とともに弊社スタッフが第2水源にFFCセラミックスを設置しました。さらに、水源から続く田んぼにはFFCエースを散布いたしました。 また、2016年にFFCセラミックスが設置された第1水源にはクレソンが繁茂しており、近くの田んぼでは2年目に向けて稲が順調に大きくなっていました。今回、第2水源に設置したFFCセラミックスによって、秋にはより多くの稲穂が実り、現地の方の笑顔がさらに広がることが期待されます。
イフガオ棚田群 保全プロジェクト 2016年の報告
農地の改善や環境改善に幅広く役立てられているFFCテクノロジー。いま、海を越えてフィリピンのルソン島にある世界遺産「イフガオ棚田群」でもFFC製品を活用した取り組みが始まっています。
イフガオ棚田群は、標高1,000m以上の山々の斜面に広がり、イフガオ族が2,000年前から造成したといわれています。その歴史的価値や土地を生かした景観が評価され、1995年にユネスコ世界遺産(文化遺産)に登録されました。一方で、若者の都会への移住や生活の近代化、森林伐採が進むとともに耕作の放棄や収量の減少、景観の崩壊が生じ、2001年に世界遺産の危機遺産にも登録されました。
赤塚グループでは、赤塚耕一社長らが2016年2月にフィリピンを訪問。現地で活動するNPO法人と協議のうえFFCエースやFFCセラミックスを使った環境改善プロジェクトがスタートしました。同年秋の収穫時にはさっそく現地の方々も環境の変化や収量の違いに気づくなど、良い兆しに期待が膨らんでいます。
2016年の活動やこれまでの経緯、現地の様子をご紹介いたします。
パンフレット「イフガオ棚田群 保全プロジェクト」2018.1
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